投資のすゝめ これから成長するために   その1

2023.10.13

こんにちわ。中小企業診断士で、中小企業の経営・財務コンサルタントの松田です。

 

ちょっと大きな話になりますが、日本が成長していくために何をすればよいのか。

1つは、海外展開をしていく。

2つめは、投資をしていく。

この2つだと考えています。

 

人口減少していく日本において、労働者が減り、年金受給者(非労働者)が増えると、GDPが下がり、経済は衰退していきます。

つまり、労働が経済や社会を支えることは困難な時代に突入しています。

 

労働人口が減る中で、成長を維持するには、1人あたりの生産性を上げる必要があります。

仮に生産性向上以上に労働人口が減っていくと予想した場合、経済は低迷します。

細かく分析はしていませんが、これから労働だけで経済を維持するのは困難になると思っています。

 

そのため、1つ目の海外展開を行い、人口が増える国で事業を行い、利益を得る方法です。

この場合、日本企業は海外から収入を得る方法です。企業が海外から収入を得る方法は、主に日本から貸した、貸付利息と配当金となります。

 

2つ目は投資です。日本の全国民が、投資をすることです。これは国内外両方です。

日本の金融資産は米国に次いで、第2位です。

しかも、日本は負債より資産が多い、資産超過国です。

ちなみに、米国は金融資産は日本の5倍くらいありますが、借金も日本の6倍ぐらいあります。

負債超過国が米国です。債務超過なのに買われる米国は特殊であり、その理由は話しが長くなるので、割愛します。

金融資産が安定している国は、どんどん投資すべきだと思います。

 

この2つの共通点は、投資です。

 

企業は海外に会社を作り、外国の人たちを雇用し、収入を得ます。

海外では日本人より圧倒的にその国の労働者が働きます。

これも投資なのです。

 

日本国内で成長が見込めない中、日本人ではなく海外の潤沢な労働者に働いてもらい、収入を得ないと、日本が維持できない時代になっていると思います。

 

日本国内でも外国人労働者は増え続けると思います。特に建設業は、社会インフラを支えており、老朽化のメンテナンス、リプレースが必要なので、労働者が必要となります。

 

これは中小企業とは関係ないのでは?と思われる方が多いと思いますが、そうではありません。

 

これについては、次回に書きます。

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